
結婚式って高すぎない?
ぼったくりなのかな?
安くする方法はないの?
こんな疑問に答えます。
2022年に結婚式を挙げた新婚です。
実は、式場選びに1度失敗しやり直しをしています。
そこから結婚式について徹底的に調べ上げ、
ブライダルフェア10会場に参加。
最終的に同業者を疑われるほど詳しくなりました。
その経験から153万円値引き交渉に成功しました。
結婚式はみんな初めてのことでわからないことが多いですよね。
結婚式でいろいろな経験をして思うことは、知らないまま損している人が本当に多いです。
これから結婚式を挙げる新婚さんがブライダルで騙されてほしくないと思い、損しないための『ウエディングの寺子屋』ブログで情報を発信しています。
みなさんは『結婚式場ってぼったくり?』と思ったことありませんか?
私はあります。
結婚式にかかる費用が高すぎるという経験談は聞いたことがあるでしょう。
結婚式場はぼったくりなんでしょうか?
この記事では、実際の私の結婚式でかかった金額も公開しながら
✓ 結婚式が高い理由
✓ 結婚式費用の実例
について解説します。
この記事を読めば、最終的な結婚式の金額が数十万円安くなるかもしれません。
ブライダル業界に騙されず、お得で金額も納得できる結婚式にしましょう。
結婚式でぼったくられないための3つの方法

まずはぼったっくられない具体的な3つの方法を解説します。
実際に私はこの3つの方法で
153万+85万
安くすることができました。
この方法を実践していなかったら、最終的な結婚式の金額は予算をかなりオーバーして後悔する結婚式になっていたと思います。
みなさんもそうならないように注意してください。
結婚式サイトを使う
実は、ブライダルフェアに行く前から式場探しは始まっています。

気になる式場があるから予約してみよう!

いきなり見学予約をしてはいけません。
直接予約をしてしまうのはとってももったいないことをしています。
結婚式サイト経由(ハナユメやゼクシィなど)でブライダルフェアに参加しましょう。
サイトを経由するメリットは2つあります。
- 成約特典
- 来店特典
成約特典はサイトを経由して申し込むと適用される特別割引です。

CMでもやっているハナユメの『ハナユメ割』が有名ですね。
式場側はサイトに掲載する代わりに特別割引を用意するような仕組みになっています。
さらに、来場特典は契約しなくても数万円分の商品券が貰えるので全員が利用すべきです。
ついでにもらえるキャンペーンなので、コスパ◎。
実際に私は来場特典だけで8万円以上稼ぎました。
サイト特典の詳しい説明は↓で解説しています。

むしろ貰わない人は損してますよ。
最近はキャンペーンを廃止するサイトが増えています。
以前はマイナビなど他のサイトも高額キャンペーンをしていましたが今は10分の1ほどしょぼくなってしました…。
ハナユメとゼクシィも突然キャンペーンを終了する可能性があります。商品券が欲しい人は早めにエントリーしておきましょう。
値引き交渉をする

結婚式って値引きできるの?

できないと思い込んでいる人も多いですが大間違いです。
むしろ交渉しない人はぼったくられている可能性が高いです。
結婚式場も株式会社なのでできるだけ高い金額で契約を取りたいと思っています。
そのため、最初に提示される見積りは高いものを出してきます。

実際、私が見学した式場はどこも盛った見積りを出してきました。
そんな見積りで契約しないために値下げ交渉が必要になります。
私は値引き交渉で153万円安くなったので参考にしてください。
できるだけ持ち込む
式場で頼むアイテムは中間マージンが発生しているため、相場よりかなり高いです。

高いものだと倍以上の値段がするものもあります。
持込みできるものはできるだけ持ち込むのが節約の王道です。
持込みができるアイテムは式場によって違います。
何が持込みOKなのか、申込み前に確認は必須です。
私は持込みで85万円の節約ができました。
便利なサイトがたくさんあるので今では安く簡単にハイクオリティなアイテムを調達することができます。
式場で頼むより選択肢も増えて、安いのにクオリティも高くなりました。

持込みはめんどくさがらず、ぜひ実践して下さい。
結婚式はぼったくりなのか?

実際はぼったくりだった?

金額だけ見ればぼったくりでしたね。
式場によって違いはありますが、市場価格よりも高いのはどの式場も一緒です。
私たちの結婚式で何にいくらかかったのか紹介します。
結婚式の費用相場
結婚式(披露宴・挙式)にかかる費用の平均は、
323.8万円(「ゼクシィトレンド調査2021」より)
私たちの費用は345万円だったので、ほぼ平均的な金額でした。
式場の基本情報はこんな感じです↓
✓ 独立チャペルの専門式場
✓ 東京を中心に展開する大手式場
結婚式で提示される価格は基本税抜き表示です。
実際には表示価格に消費税(10%)とサービス料(10%~)が別途かかります。
実際は表示価格の1.21倍になるので注意してください。
料理
どの式場でも料理は最低でも1万円はかかります。
ですが、実際は1万円コース内容だとちょっと物足りないと感じる人が多いでしょう。
私たちの式場は最低コースが12,000円からでした。
実際の内容の写真はこちら↓

12,000円コース料理

通常のレストランであれば、8,000円程度で食べられそうな内容でした。
最終的に私たちが決めたのは17,000円のコース。
中ランクのコースを選択しました↓

17,000円のコース料理
さらに上の最高級は25,000円コース。

25,000円のコース料理
確かに豪華ですが、内容的には15,000円ほどでしょう。
ドリンク
結婚式の飲み物は基本飲み放題。
私たちが選んだ5,400円(税抜)のスタンダードドリンクプランの内容はこちら↓
- 乾杯酒(スパークリングワイン)
- ビール(一番搾り)
- ワイン(赤・白)
- ウイスキー
- カクテル3種
- 日本酒
- 焼酎(麦・芋)
- ソフトドリンク
お酒の品種も普通の居酒屋の飲み放題と変わらない内容でした。
種類はむしろ居酒屋の方が多いです。
居酒屋なら2,000円くらいでしょう。
動画(ムービー)
披露宴で上映するムービーです。
実際の式場の動画価格は↓
オープニングムービー | 42,900円 |
プロフィールムービー | 72,600円 |
エンドロールムービー | 193,050円 |
エンドロールムービーは「撮って出し」と言われるもので、その日に撮影した映像をエンドロールに流す方法が流行っています。
撮影から編集まで当日に行うので金額が高くなります。
動画は持込み可の式場が多いです。
私たちが持込みで制作にかかったお金は↓
オープニングムービー | 3,000円 |
プロフィールムービー | 10,000円 |
エンドロールムービー | 0円 |

持込みで20万近く節約できました。
動画作成を式場で頼むのは本当もったいないです。
自分で頼めば1/3以下の金額でできます。
さらに、式場の動画は高い割にクオリティは普通で、
選べるパターンも少ない3種類程度。
ネットを使えば好みの動画を簡単に安く自分で発注できます。
私は一番安く作れるココナラを使いました。
個人に直接お願いできる分、安くハイクオリティな動画を作ってもらえます。

ちゃんと作ってくれるか心配…
販売実績や評価をちゃんと確認すれば安心してお願いできますよ。

下の紹介コードで300円分のポイントが貰えます。
招待コード:JMM3AV
ちなみにエンドロールムービーは自作しましたが、正直おすすめしません。
ギリギリ間に合って完成させることができましたが、初めての動画編集でかなり時間がかかってしましました。
毎日仕事終わりに作業するのは大変で、
頑張っても手作り感が出てしまいます。
結婚式の準備はやることがたくさんで思ってる以上に忙しいので、自作は素人ならやめておきましょう。
花
私たちの式場の装花料金はこちら↓
結婚式の花は大きく2つに分かれます。
装飾用の花
- 新郎新婦の机
- ゲストテーブル
- ガーデン など
装飾用の花は持込みNGの式場がほとんど。
なので会場で頼むしかありません。
価格帯も普通の花屋の2倍~3倍くらいでした。
- 高砂の花 18万

新郎新婦のテーブルの花
- ゲストテーブル 1万5千円(1卓)

ゲストテーブルの花
身に着ける花
- ブーケ
- ブーケトニア
- 感謝の花束
こちらは式場によって持込みが可能です。
特にブーケにこだわりがある人は細かなオーダーができるフラワーショップで頼んだ方が理想のブーケを安く作ることができます。
私たちは持ち込むことでブーケ代が4万円⇒2万円になりました。

式場のブーケ4万円
仕上がりも満足で価格も安くなったので持ち込んで正解でした。

持ち込んだブーケ2万円

持ち込んだブーケはプリザーブドフラワーにしたので今も飾ってあります♪
結婚式がぼったくりな理由

結婚式の費用が相場より高いのがよく分ったでしょう。

結婚式場は儲けているの?
実はそうでもありません。
その証拠にブライダル業界の利益率を比較してみます。
ブライダル業界 | 5~10% |
飲食業界 | 5~10% |
IT業界 | 20~30% |
ブライダル業界は飲食店と同じくらい利益率が低いです。
その厳しさから結婚式場が経営難で倒産するケースは少なくありません。
なぜ相場よりも高いお金を取っていても儲けが出ないのか?
その原因は結婚式場ならではのコストの高さです。
主なコストを挙げてみます。
結婚式の人件費が高い

結婚式には大人数が関わります。
挙式当日だけでも
- シャトルバスの運行
- 駐車場警備
- メイク、着付け
- フラワーコーディネーター
- 司会
- 来客対応、介助
- 音響
- 照明
- キッチン
- ホール
特に料理は同時に数十人に温かい料理を提供するため、キッチン、ホールに多くの人出が必要になります。
アルバイトや日雇いであることが多いですが、それでも教育などにもコストがかかっています。
結婚式の準備期間にも人件費がかかります。
結婚式の標準的な準備期間は4~5か月。
その間には
- プランナーとの打ち合わせ
- ドレス試着
- 音響、照明の確認
- メイク、ヘアリハーサル
- 料理試食
- 司会との打ち合わせ
- テーブル、フラワーコーディネイト
などなど準備期間にもたくさんの人が関わっています。
それらすべての費用をわずか3時間の結婚式の売上で稼ぐ必要があります。
式場の設備維持費が高い
特に専門式場は広い土地と大きな建物を所有しているため大きなコストがかかっています。
- 建設費
立派なチャペルや披露宴会場の建設費を長期的に回収しなければなりません。
- 土地代
アクセスのいい場所に立っていることが多く、面積も広いので大きなコストに。
- 修繕費
常にきれいな状態を保つため、こまめな修繕が必要。特殊な建物なので通常より費用は高いでしょう。
- 整備費
ガーデンに緑を多く使う式場も多いですが、植木や花の手入れも必要です。
- 保険
地震や火災に備えて建物に保険を掛ける必要があります。保険金額が大きくなれば保険料も高くなるのでテーマパークや結婚式場のような大型施設の保険料は高額です。
式場の稼働率が低い
結婚式のほとんどは休日。
平日はほとんど挙式が入りません。
いろんなセレモニーなど企画していますが、わずかな売上に過ぎません。
なので週末に1週間分の利益を出す必要があります。
全てに中間マージンが発生
このように結婚式はとにかくコストのかかる経営です。
そのため、結婚式場はできるだけ外注をして効率化をします。
そして中間マージンをとることこで利益を生み出しています。
外注しているものの例としては
- ドレス
- 映像、カメラマン
- メイク
- 花
- 引き出物
- 司会
このようにほとんどが外注なんです。
冠婚葬祭は値切る人が少ない
日本人は冠婚葬祭を大切にする国民性があります。
冠婚葬祭のお金を値切るのはタブーのような雰囲気がありませんか?
祝い事なのに値切るの?
みたいな。
個人的には逆だと思います。

祝い事だからこそサービスしてほしいですね。
まとめ
結婚式場はぼったくりなのかについて解説しました。
まとめると、
式場は儲かってはいない
交渉と特典で安くできる
結婚式の経営はコストがかかるのでひとつひとつの費用が高いのは仕方ありません。
交渉や特典でかなり節約できるところもあります。
来店特典は行くだけでもらえるので全員が使うべき特典です。
お得に結婚式を挙げることができれば、結婚式の満足度も上がって2人にとって素敵な思い出になります。
2人にとって最高の1日にしてください。

それではよい式場探しを!
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