特典や美味しい試食など魅力がたくさんのブライダルフェア。
誰でもフェアに参加できる?
冷やかしだと思われない?
冷やかしだとバレたらどうなる?
そんな疑問に答えます。
私は13会場のフェアに参加し、2022年に結婚式を挙げました。
ブライダルフェアに興味があるけど、気軽に参加してもいいのか気になりますよね。
私もそうでした。
結論、ブライダルフェアには冷やかしでも参加できますが、デメリットもあります。
この記事では、以下のことを解説します。
- ブライダルフェアに冷やかしで参加できるか
- どんな人が冷やかしと思われるか
- 冷やかしで参加するメリット・デメリット
ブライダルフェアは無料で参加できてとっても楽しいイベントですが、勘違いをして行くと嫌な思いをするかもしれません。
ブライダルフェアのリアルを知って、安心してフェアを楽しみましょう。
ブライダルフェアは冷やかしでも参加できる?
結論、ブライダルフェアは冷やかしでも参加できます。
なぜなら、多くの式場は対象者を『すべてのカップル』と記載されているからです。
公式に全員が対象と言っているので、たとえ冷やかしでも断られることはありません。
とは言え、結婚式を挙げない人が来ても困るというのが式場の本音。
つまり、冷やかしでも参加できるけど全く結婚式を挙げるつもりがない人は歓迎されないというのがリアルなところです。
ブライダルフェアの冷やかしってどんな人?
冷やかしだと思われてしまう人、それは結婚式を挙げない人です。
具体的には、結婚式を既に挙げた人や結婚式をしないと決まっている人です。
逆に、結婚式を挙げるか未定の人は冷やかしに当たりません。
ブライダルフェアがきっかけで結婚式を挙げることになる人もいます。
結婚式を絶対に挙げない人が来るのは困ってしまいますが、迷っている人や未定の人は可能性があるので式場も歓迎してくれます。
冷やかしはバレる?
自分から言わない限りばれません。
ただし、あまりに結婚式に対して希望や考えがない場合は冷やかしだと思われてしまいます。
冷やかしだと思われたくない人は、アンケートなどは誠実に答えましょう。
一方、あまり詳細に答えすぎても営業がしつこくる可能性があるので注意が必要です。
冷やかしと思われる人の特徴
プランナーさんもお仕事ですが、できれば参加した方もプランナーさんも気持ちよくブライダルフェアを過ごしたいですよね。
そのためには、冷やかしだと疑われない対応をするのが最低限のマナーです。
冷やかしだと思われないためにも、疑われる態度を取らないようにしましょう。
式場に興味を示さない
冷やかしで参加する人は本気で探していないため、式場に興味が薄いです。
そのため、プランナーさんからの説明に対する反応や質問がない人が多いです。
本気で探している人は設備やゲストの導線、式場でできるオプションなどいろんな質問が浮かびます。
自分が結婚式をするならどうしたいか考えながら参加すると自然と質問が出てきます。
特典ばかり気にする
ブライダルフェアの特典を目当てに参加する人も多いです。
私も契約するつもりはない式場へ見学に行きました。
そもそも来場特典はとりあえず式場に来てもらうための企業戦略なので、特典目当ての参加自体は悪いことではないです。
もし良いと思ってもらえれば契約してほしいと思ってやっています。
ただし、明らかに特典だけ貰って早く帰ろうとする態度は冷やかしだと思われます。
結婚式場を探しているという前提なので、特典のことばかり気にするのはやめましょう。
ちなみに、式場独自で準備している特典は今はほとんどないです。
5年ほど前はディズニーランドチケットなど豪華な来場特典があったようです。
13式場で来場特典があったのは1会場だけでした。
特典だけ貰って帰る人が多く売上につながらないとわかったのかもしれません。
何も希望が無い
結婚式をするつもりのない人の特徴は、結婚式に希望が無いことです。
結婚式場を探している人であれば、どんな式にしたいかある程度希望や理想があります。
例えば、
- 式場の雰囲気
- 時期や時間帯
- ゲストの数
- 神前式か人前式か
- やりたいイベント
などです。
すべての希望が決まっている必要はありますが、式場を探している人はぼんやりとでも希望があります。
なぜ冷やかしの人は敬遠される?
なんでブライダルフェアの冷やかしは敬遠されるの?
それは、前述のとおり売上につながらないからです。
結婚式場も企業なので利益を上げるのが最優先。
ブライダルフェアは売上につなげるための集客手段で商談の場所です。
ブライダルフェアに冷やかしのお客さんが殺到するとこんな困る事情があります。
コストがかかる
ブライダルフェアを開催するために式場はお金をかけています。
- 試食料理の食材
- スタッフの人件費
- 清掃料
- 設備費、光熱費
特に、試食料理に出している食材は、フィレ肉、トリフ、キャビアなど普段食べれないような高級食材を使っています。
自分の式場を選んでもらうために、試食であっても手を抜かずむしろ力を入れているからです。
その分コストもかかっています。
時間がかかる
1組のブライダルフェアに1人プランナーが付きます。
ブライダルフェアは1回3時間はかかるので、プランナーは1組にそれだけ時間を取られます。
最大でも1日3組が限界なので、できるだけ売上にならない対応は減らしたいのが本音です。
営業チャンスを逃す
ブライダルフェアには1日で対応できる上限が決まっています。
そのため、冷やかしのお客さんで埋まってしまうと本当に式場を探している人が予約できず営業のチャンスを逃してしまう可能性があります。
冷やかしで行くメリット・デメリット
ブライダルフェアには参加するメリットがたくさんあります。
結婚式をするつもりのない人でもブライダルフェアに行くメリットとデメリットについても解説します。
メリット
理想の式場がわかる
複数の式場を見ることで、式場の良い悪いがわかるようになります。
実は、結婚式を挙げた人の約半分は1~2会場の見学で式場を決定していて、半数が「もっと見学をして決めればよかった」と後悔をしています。
冷やかしでもブライダルフェアに参加していれば、式場の比較ができるようになります。
いつか結婚式を挙げるときに役立つ経験になります。
花嫁が結婚式場を即決してしまう理由については、別の記事で解説しています。
⇒記事『1件目の嘘はバレる?ブライダルフェアで即決してはいけない理由』
無料で試食ができる
ブライダルフェアといったら美味しい料理が試食です。
実際に提供される料理を無料で食べることができます。
しかも、どの式場もフェアの料理には力を入れており、ランクの高い料理が提供されます。
ブライダルフェアの試食の注意点については別の記事で解説しています。
⇒記事『試食目当てでブライダルフェアに参加できる?注意点まとめ』
美味しいものが大好き!という人にとっては嬉しいサービスですね。
特典がもらえる
ブライダルフェアには来場するだけでもらえる特典が用意されていることがあります。
結婚式サイトのキャンペーンを経由して参加すれば高額な電子マネーや商品券が貰えます。
結婚式サイトとは、ハナユメやゼクシィなどの式場検索サイトのことです。
私は実際に8.7万円分も貰えました!
エントリーしてアンケートに答えるだけ全員が貰えるキャンペーンなので、これから行く人は絶対に利用しないと損です。
キャンペーンを利用したい人は早めにエントリーしましょう。
式場キャンペーンまとめ
デメリット
時間がかかる
デメリットはブライダルフェアは時間がかかることです。
1回3時間程度の時間がかかります。
ブライダルフェアは流れが決まっています。
- アンケート回答
- ヒアリング
- 式場見学
- 試食
- 見積り
一部だけ参加することはできないので、まとまった時間が必要です。
営業を断る必要がある
ブライダルフェアの最後には見積りの提示があります。
その際には必ず営業があります。
式場の目的は結婚式を挙げてもらうことなので、これは避けられません。
断るのが苦手という人にとっては負担に感じるでしょう。
冷やかしでブライダルフェアに参加するときの注意点
ブライダルフェアに参加するメリットを読んで参加したい!
と思った人は次の点に注意しましょう。
式場側もこちらも気持ちいいブライダルフェアにするためには配慮も必要です。
マナーを守る
お客さんだからといって横柄な態度は禁物です。
- 特典や試食を急かす
- 途中で帰ろうとする
- 式場の文句を言う
など式場にとって気分の悪い行為はやめましょう。
式場は売上につながる人をお客さんだと思っています。
式場側もお客さんを選ぶ権利があるので失礼な態度にならないように注意しましょう。
結婚式場に興味を持つ
冷やかしでブライダルフェアに参加する人は本気度が低いので、式場に興味がなくなりがち。
プランナーさんが説明をしても反応が無いと、
結婚式するつもりないな…
とプランナーさんに思われてしまいます。
説明はちゃんと聞いて、質問があればしてみましょう。
結婚式の希望を考えておく
ブライダルフェアでは結婚式の希望を細かく聞かれます。
最初にアンケートで答える形式のフェアが多いです。
全く決まっていないと本気度を疑われるので、ある程度希望を考えてみましょう。
逆に、全く決まっていないと先に相談してしまうのもアリです。
決まっていないことを隠すのではなく、初めての参加なのでいろいろ相談したいと伝えれば問題ありません。
冷やかしで参加すると勧誘がしつこい?
冷やかしであるかに関わらず、ブライダルフェアでは多少の営業があります。
営業の感じは式場や担当によって全然違います。
共通して言えるのは、迷っている態度をとると営業が長くなります。
もしかすると契約が取れるかもしれない!
と期待させるからです。
営業を受けたくない人は今日決めるつもりはないということをはっきり伝えて問題ありません。
ブライダルフェアの冷やかしに関する口コミ
月に1回のBIGフェアに参加しました。大学生くらいに見える若いカップルが数組いました。おそらく冷やかしだと思いますが、思ったより気軽に参加してよかったんだと思いました。(Yahoo!知恵袋より)
彼が単身赴任のため、一人でフェアに行きました。他に一人で参加している人がいなかったので恥ずかしかったです。事情を知っているプランナーさんは普通に対応してくれたので良かったですが。(みんなのウェディングより)
ブライダルフェアのFAQ
その他ブライダルフェアに関する疑問について解説します。
ブライダルフェアは友達、親とも参加できる?
ブライダルフェアはカップルで参加しないといけないルールはありません。
仲のいい友達や親に付いてきてもらう人もいます。
中には、旦那さんが忙しいから1人でという人も。
ただ実際に参加してみると、ほとんどの人は夫婦(カップル)で参加しています。
10会場ブライダルフェアに参加しましたが、夫婦以外で参加している人は1組しか見かけませんでした。
特に周りが気にならなけれな問題ないです。
冷やかしだと思われたらどうなる?
結婚式を挙げないのに参加しているとバレたらどうしよう…
不安な気持ちはわかりますが、心配いりません。
なぜなら、結婚式をするつもりがないかは調べようがないからバレません。
自分から言わないかぎり証明できません。
もちろん態度から結婚式挙げる気があまりないな…と思われることはありますが、
冷やかしですか?
とはプランナーさんも聞けません。
とは言え、式場側も売上にならない人を相手にする余裕もありません。
マナー的には全く挙げるつもりがない人は参加しないか、どうしても参加したい場合は結婚式を挙げるつもりの態度をとるのが良いでしょう。
ブライダルフェアは1人で参加してもいい?
結論、参加できます。
ただし、来場特典は2人で参加しないともらえません。
まとめ
以上、ブライダルフェアに冷やかしで参加できるかについて解説しました。
まとめると、
- 冷やかしでも参加はできる
- マナー違反にならないように配慮する
- 式場側も選ぶ権利がある
実際、結婚式を絶対にやらないという人がブライダルフェアに参加することは少ないでしょう。
結婚式をやるつもりはないけど、一度見学をしてから決めたいという人は冷やかしに当たりません。
堂々とブライダルフェアに参加しましょう。
見学して見積りをみて、結果的にやっぱり結婚式はやめようとなることもあるでしょう。
結婚式をするかを含めてブライダルフェアに参加して決めるのは良い選択だと思います。
それでは素敵な花嫁ライフを!